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阪神・淡路大震災に学ぶ 2010
つばきの花

今年で、この形の学習は一区切りかもしれない
そう思って臨んだ今年の防災の日の翌日18日

阪神・淡路大震災から15年の歳月が流れた
今年の中学校3年生がそのとき、自分の命も関わっていた
最後の学年である。

平成17年(1995年)1月17日 午前5時46分
阪神地区に激震が襲い、結果的に6434名の命を失った
戦後最大の地震を体験してから
丸15年
あの時、赤ちゃんだった生徒たちが
中学校を卒業する年を迎えた。

この年月の間にも日本は大きな地震をいくつか重ね
そのうちの一つが私の住む石川にもおこった
ほんの十数秒の揺れが長く感じたことを今も記憶している。

1月17日前後に
毎年道徳の時間に行ってきた
「阪神・淡路大震災から学ぶ」授業
私は、何を伝えたくて、何を考えて欲しくて
中学生たちに真剣に伝え続けているのだろうかと
考えながらの数年

少し、見えてきたことがある。
それは、人生には何がおこるか分からない
そういう私もあなたも
明日の命は保証できない
病気や災害や事故や事件
自分にとったらとってもつらいことも人生の上ではおこる

そんなときに、
自分で自分の人生をあきらめたり、放り投げる人に
ならないでほしいということ
誰かより自分はだめだとか、そんなことではなくて
自分が自分でいてほしいということ
時には、私ってだめだ~
私、何やっているんだろうって思うこともあってもいい
それでも、何とかして立ち上がって
また、歩き出して欲しいと

阪神地区の人々もそうであったように
人の周りには手を伸ばせば必ず人の手がある
その手をつなぐ勇気があるか
その手に気がつくかの違いだけだと思う

今年は、生と共にある死についても考えてみようと思い
谷川俊太郎作「死」という絵本を読んだ。
石川在住のかるべめぐみさんが絵を担当している
死を迎えたおじいちゃんとそれを見送った孫の話
死の後、人は心の中に宿るのだという話
不思議な、でもいろいろ考える話

「死」を身近に想像できない生徒もたくさんいるだろう
そんな中で
「たったひとつの命だから」の後に続く言葉を書いて
今年の授業を締めくくった

九州のFM放送局が発信した取り組みが一冊の本になった
「たったひとつの命だから」
その後にあなたはどんな言葉を続けますか?

33人の感想がすぐに私の手元に集まる中で
一日待って欲しいという34人目、最後の一人
中学校1年生の時に母を交通事故で亡くした少女
朝、「行ってきます」と元気に新聞配達に出た母が
家には戻ってこなかった悲しい経験をもつ彼女の言葉を届けます。


たった一つの命だから

大切にしようって思わない?だって一つしかないんだよ?
人間はいつ死ぬか分からない。
明日かもしれない。
1年後かも知れない。10年後かも。
いつかは分からないけれど、命はたった一つしかないことは分かっている。

お母さんとお父さんが私を生んで
そのお母さんとお父さんはおばあちゃんとおじいちゃんから生まれて
ずーっとずっと昔から繋がれてきた命
きっとこれからも繋がれる

でもたった一つの命を大切にしなかったとしたら
この繋がりが切れてしまう。
誰か一人でも欠けると切れてしまう。
もし、昔、命の繋がりが切れていたら、今あなたも私もいなかった。
そうかんがえたら、今あなたも私もそこに行けている事って奇跡じゃない?

生きてるってことは、壁にぶつかって、お腹を抱えて笑って・・・
思いっきり泣いて人いっぱい愛して・・・。
生きていれば、幸せな時もあるし、辛くて死にたいって思うときも
あるかもしれない。
たくさんの感情を感じる。

でも、それは一人では感じないもの。
たくさんの人に出会ったから感じたこと。
世界には何億人者人がいる。

もし、あなたが100年生きたとすると3153600000秒生きれる。
でも、1秒にたった一人の人と会っても、世界中の人と会うには
とうてい時間が足りない。

だから、今、あなたの側にいる人に会えたのは運命なんだよ。
友達や恋人が居る人は、その人の事を大切にしてあげてほしい。
人と人とが出逢えたのは、偶然と運命と奇跡の3つが
手を組んでできたことだから。
その上で感じるたくさんの感情。
こんな素敵なことは生きている時にしか感じない。

明日を生きる予定だったのに生きられなかった人もいる。
すごく生きたいと思っていたのに亡くなった人もいる。
その人たちの分まで、その人たちのためにも

たった一つの命を大切に生きて欲しい。

たった一つの命だから。

【けんたろうの山】雪山全景

誰にも書くことができない
彼女にしか書くことができない心の叫びだった。

この数年私が行ってきた「震災に学ぶ」シリーズをリンクしておきます。
興味があると思ってくださったかたはどうぞ飛んでみてください。

2009
2008
2007
2006 NO1
2006 NO2
2005
死にたいくらい辛い目にあいながら
生きていてくれる、私と出会ってくれた友人もいる

病気や障害と共にいきる友人もいる

病気や障害と共に生きる家族を
支え続けている友人もいる

みんなみんな、
一緒にこの世の中生きていきましょうよ
命尽きるまで・・・・。

偶然に出逢った命と命
いつか、燃え尽きるまで

来年の中学生からは、戦争も阪神・淡路大地震も
歴史上の出来事と感じる年代がめぐってくる。
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【2010/01/24 20:40】 | 未分類 | コメント(5) |
<<しあわせの学校 | ホーム | ご縁の宝庫 ~茶房ひさ~>>
コメント
人が一生掛りでかみ締める
とても大きな詩。
お母さんの命が、今も
この女の子を抱きしめて愛情を注いでいるのが伝わります。
わたしも、親の突然の死を経験しましたが
15歳のときの自分は、まだ
生きる意味を考えてもがき苦しんでいました。
今になって、我が子の誕生や親の最後に教えられた深い愛情の中で、感謝を持って生きています。
この少女が、15歳で同年代に
この言葉を発信したことは
みんなの心に刻まれて、それぞれの人生の中で
力になってくれると思います。


【2010/01/25 04:37】 URL | HISA #-[ 編集]
由美子先生、この記事、ありがとうございます><
【2010/01/25 05:28】 URL | ユリコ #RqWBMyRA[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2010/01/25 07:06】 | #[ 編集]
中3の子ども達を担任されているんですね。
“たったひとつの命”…命のはかなさを感じたとき
それは本当に大切な輝くものに感じますね。

この詩を書かれた生徒さんのお母さんは、
もっと ずっと ご家族と一緒にいたかったかもしれません。
でも、彼女がこんなふうにキチンと足をふんばって、
前を向いて生きてくれてることにお空の上でうれし泣きしてるかも…
私の娘はなんて誇らしいんだって・・
卒業して元気に逞しく、長い人生を歩んでほしいですね。

私の住む地域でも阪神・淡路大震災の影響を受けました。
家族は無事でしたけど、大きな経験したことのない揺れでした。
当時10ヶ月だった長女も高1です・・・。
今でもあの時の光景は鮮明に覚えています。
いまを大切に生きるのが いまある命への感謝ですね。
【2010/01/26 02:15】 URL | mogura #zjCK3dxs[ 編集]
♪HISAちゃん♪
 コメントありがとうね。

 そう、同級生たちに大切な温かい気持ちを
 発信してくれました。
 みんなからの感想も
 彼女にプレゼントしました。

 彼女のお母さん
 本当に明るくて太陽みたいな人でした。
 彼女のことをずっと包んでいるようです。

♪ユリこちゃん♪
 こちらこそ、ありがとうね。

♪鍵コメさん♪
 私もだよ。
 出逢えてよかった。

♪moguraさん♪
 コメントありがとうございます。
 
 あの大変な揺れをKOUさんも
 体験されているのですね。
 びっくりしたでしょうね。

 そうなんです。
 彼女のこと
 お母さんきっと嬉しく見守っている気がしています。
 
 命のはかなさを知るのが
 大切な人をなくしてからってつらいから。
 早く、みんなに気付いて欲しいなって
 願っています。
 
【2010/01/31 14:59】 URL | 由美子 #-[ 編集]
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