スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 |
「わたしの樹」
4月から時間をおいては少しずつ進んできた
「わたしの樹」が
1学期の集大成として完成した。

そもそもは、中学一年生の初めての教材が
新川和江さんの「ポプラの葉」という詩だった。
「わたしたちは名付けられた葉なのだから
 その生き方を自分で考えなければならない」
という内容。
最後には散り方さえも自分で考えようという内容。
生徒たちは、散り方まではなかなか思いをはせることは
できなかったが、その「生き方」の方には
納得できる部分がたくさんあったようです。

取り組みとしては以下のような流れをたどりました。

その1 入学したてのころ、将来自分がどうなりたいかを
    考えながら、樹木の絵と100字の作文をした。
その2 授業参観で彼らの姿を見てもらおうと
    絵をスライドに映しながら、長く書き直した
    作文をたくさんの保護者の方の前で全員が読んだ。
その3 その発表に、自分のおこさんに対して
    メッセージをいただいた。
    参観に来られなかった方には、原稿をお送りした。
その4 自分の書いた作文と2ヶ月ぶりに出会い、
    家の方からのメッセージを読み、
    新たに詩を創作した。
    伝えたいことの精選ですね。

どの作品もすばらしい輝きだったのですが
その中から、他の保護者の方の目に留まり、
自分の息子の感想の他にこの生徒へのメッセージもあったという
作品を紹介しますね。


20070625184818.jpg


まあ君の作品より

 ぼくは、とっても広大な樹になりたいと思っています。
 なぜかというと、ぼくは、身長も低いし、頭もあまりよくないし
 力もないし、運動神経もよくないので、せめて心の広い優しい人に
 なりたいと思っています。
 身長が大きくなるわけでもなくていいから、自分のことを好きでいられて
 まわりの人を好きでいられて、自分の毎日の生活を好きでいられて
 人のことを信用できて、人に信用されて、
 平和に生きていけるような人になりたいからです。

*お母様よりメッセージ
 とても感動して、涙が出てきました。まあがこんな風に思っているなんて
 びっくりしたけど、まあの日頃の行いをみると、
 本当にこの通りだと思いました。
 とても大切なことだと思うし、私自身もこんな風に生きていきたいと
 思っているので、とても嬉しいです。
 この作文を忘れないで、大きな樹のような人間に、幸せな人間に
 育っていってください。
 いつの間にか、まあも中学生、まだまだ子どもだと思っていたのに
 こちらがはっとさせられるようなすばらしい作文に驚きました。 
 「大器晩成」小さな挫折や失敗にくじけず一歩ずつ着実に
 この作文で描いた未来を自分で手に入れてください。

*最後に生み出された詩

  「ぼくの樹」
 
 ぼくの樹は
 とりえのない
 樹だけれど
 なにもしない
 樹ではない
 なにもできない
 樹ではない
 すごいことをする
 樹じゃないけど
 がんばってみる
 樹なんだよ

 そんな樹に
 してくれた母に
 ありがとう

20070625184834.jpg


読んでいただいた方はどんなことを感じていただけるでしょうか?
最近の若い者は・・・・
中学生は、思春期は怖い、切れやすい年代と言われるけれど
そんなことはないんですよ。
中学生は無限の可能性、まだまだどんな風にも変化する
原石のような心を持っています。

国語という教科を通して、そんな彼らとふれ合うことのできる幸せ。
たくさんプレゼントしてもらっています。

スポンサーサイト
【2007/06/25 18:43】 | 未分類 | コメント(18) |
<<夏至の日のキャンドルナイト | ホーム | 季節はずれの桜>>
コメント
由美子さん
いい詩ですねぇ・・・
いい子ですねぇ・・・
まさに自分を丸ごと受け入れて自分を好きでいられるそんな子になってくれてまあくんのオカアサンもうれしいでしょうね・・・
我が家の長女も中1のときは他小学校出身の子達に色々と言われてしんどかったのですが今年はクラスにクラブの子たちがいっぱいで楽しく行ってますよ。それだけでうれしいです。
【2007/06/25 19:30】 URL | ippo #danFcV4.[ 編集]
読んだら自然に涙が出てきたよ・・。
こんなきれいな心を持った子供に。。。育てたいなぁ・・・・・。
【2007/06/25 20:22】 URL | まみっち #-[ 編集]
なんだかとっても愉快な気持ちです。
だって、由美子さんと私は中学生の自慢比べをしているみたいだなあって思ったから。

すごいよねえ、中学生。
こんな気持ちを素直にお母さんに見せる機会を与えた由美子先生もすごい!
長期に渡って力を入れてきた甲斐があったね。
心から拍手!
【2007/06/25 21:12】 URL | hiromi #/FibblBc[ 編集]
由美子さん~
ご無沙汰してすみません。
私の事覚えているかな?

さかのぼって読ませていただきました。
卒業式のお話しも涙。
そして
「わたしの樹」のお話を読みながら
自然に涙がこぼれました。

心は見えません。
自分の子どもであっても
心は見えません。

外見でなく
こうやって「わたしの樹」のように
何を思い何を考え
子どもの持っている土台を
知ることができること
すばらしいなと思います。

いいお話をありがとうございます。
【2007/06/26 10:03】 URL | チルチル #-[ 編集]
自分を知り、お互いを知る。
家庭では男の子と母親はなかなか照れくさくてこんな話できませんよね。
点数をつけるのではなく、気持ちをシェアできるこ場にするのは素敵なこと。
マスコミは「キレルキレル」って喧伝するのが仕事みたいになっているんだろうね。
原石。探してみます(胆石?)
【2007/06/26 16:50】 URL | アキヒコ #-[ 編集]
なんだか、
涙が出てきたぞ~・・^^;

ついこの前まで小学生だった子が、
こんなに自分の事を正面から見つめられるんだね。
素直に感動されるお母さまも
素敵な方です。
子供達の、今後三年間の成長が楽しみだね♪

由美子先生、がんばって^^
【2007/06/27 09:53】 URL | マロン #GYnFN4Ng[ 編集]
♪ippoちゃん♪
 よかったね。
 学校が楽しいのが嬉しいよね。
 
 この子。本当にいい子です。
 そして、このお母様とっても
 素直な感じの方。
 もう、私と同年代の保護者が多いのです。
 母としての我が身も振り返ります。
【2007/06/27 20:45】 URL | 由美子 #-[ 編集]
♪まみっちちゃん♪
 大丈夫よ~
 まみっち家の子どもたち
 みんな素敵で優しいよ。
 少々、呼び出されることがあっても
 優しい気持ちがちゃんと育っているよ。

 まみっちちゃんが手塩にかけて
 育てたものね。
【2007/06/27 20:47】 URL | 由美子 #-[ 編集]
♪hiromiさん♪
 ほんと、自慢合戦。
 でもさ、それだけ中学生はすごいってことよね。

 キレル報道に私たちが対抗しましょう。
 でもさ、どうしたらいいかわかんなくなっている
 そんな中学生もたくさんいるんだよね。
【2007/06/27 20:49】 URL | 由美子 #-[ 編集]
♪チルチルさん♪
 ありがとう。
 覚えていますとも。
 だって、毎日ブログにお邪魔していますから~
 
 たっくさん読んでくださってありがとうね。
 見えない心をちゃんと見せた彼は
 とっても素直な生徒です。
 でも、ちょっとすねたような反抗期君も
 ちゃんと自分の気持ちを書いていました。
 また、紹介したいと思っています。
【2007/06/27 20:52】 URL | 由美子 #-[ 編集]
♪アキヒコさん♪
 そうね・・・マスコミの力は大きい。
 この前聞いた、小学校での講演でも
 現代の子どもが決して特別悪いわけではないよって
 言っていました。

 報道の力ってすごいね。
 私はアナログでもそれに対抗します。
【2007/06/27 20:53】 URL | 由美子 #-[ 編集]
♪マロンさん♪
 おっと、泣かせてしまった?
 前回の一年生の時は、
 次女ちゃんと同じ年齢の生徒たち。
 一回りして、3才下の生徒たち。

 みんなはじめは一年生。
 この素直な気持ちをきっと
 どこかにずっと持っていてくれる。
 途中に反抗期があっても大丈夫って
 感じがするよね。
【2007/06/27 20:55】 URL | 由美子 #-[ 編集]
今回のコンサートでも、やはりさださんは
今のこどもたちのことに触れていました~
詳しくは30日以降にまた「至福」にアップするね

でも、まあ君の作文を読んで感動したわ~~
お母様のメッセージも、最後に生み出された詩には、
私も思わずうるうるしちゃいました~

こういうステキな親子が、たくさ~~んいたら
この国の未来も明るいだろうね~
【2007/06/27 22:47】 URL | らっこ #UXr/yv2Y[ 編集]
思わず懐かしくて目が止まりました。
私も この詩 2年生の時に出会いました。
国語の教材になったのはもちろんのこと
合唱コンクールの学年の課題曲になったので
文化祭前は 音楽の授業で飽きるほど歌いました。
確か「名づけられた葉」という題名だった覚えが…。

当時は 歌いこむだけで 歌詞の細部まで
鑑賞することはなかったのですが

この詩から発展して 中学生の想いを聴けるとは…。
とにかく すごいなあと 驚くばかりでした。
【2007/06/28 19:01】 URL | Takao #XZ039GEA[ 編集]
お久しぶりです。
とってもいい詩ですね。
感動しました。

まあ君もお母様もとても素敵です。
たくさんのことを
教わった気がします。

教室は宝石箱ね。
【2007/06/28 23:05】 URL | キウィバード #wmNXP16s[ 編集]
♪らっこちゃん♪
 こちらにいる金森俊郎先生っていう
 NHKでもよく取り上げられる先生が行ってた。

 子どもがおかしくなっているっていうけど
 凶悪犯罪の数だけ見れば
 数十年前の方が3倍くらい多いって。
 マスコミが発達して、
 「おかしい。おかしい」っていうから
 おかしいんだって思いこんでいる人が
 多いって。

 だから、私こどもたちのいいところを
 たくさん知っている大人になろうって思っています。
 
 まあ君のことほめてくれてありがとうね。
【2007/06/30 06:46】 URL | 由美子 #-[ 編集]
♪Takaoさん♪
 あれ?題名間違えてかいちゃった
 そうそう
 「名付けられた葉」です。
 生徒と「ポプラの葉」の詩って言ってたからだな。

 思い出とつながってよかったわ~
【2007/06/30 06:47】 URL | 由美子 #-[ 編集]
♪キウィバードさん♪
 ようこそ、いらっしゃいませ。
 お呼び立てして申し訳ありません。

 教室は宝箱
 う~ん、いい言葉だなあ。
【2007/06/30 06:48】 URL | 由美子 #-[ 編集]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

由美子流・枕草子


日々、心にとまったことを つらつらと書いております。 人と人がつながっていくような そんなブログになりますように。

プロフィール

由美子

Author:由美子
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のトラックバック

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。