神戸・京都へ六月末出かけました。
今回出かけたきっかけは
フェリシモ幸せの学校で「清川妙さんの講座」を受講するためです。

講座はサロン形式で進められるため参加者は20名ほど
途中、今回のテーマ古典にちなんで
七夕にちなんだ和菓子とお茶でティータイム
清川妙さんのご本との出会いは高校時代にさかのぼります。
「美しい手紙」という本がありました。
それまでよく目にした、初めは「拝啓」と書くんですよといった
形式にのっとったことしか書いていない本とは違い
手紙にこめる心までが詰まっており、手紙大好きの私は
飽きずに繰り返し読みました。
そのうち、本屋さんで妙さんのエッセイが出ていることに気がつきました。
そうこうして読み、大切なので一冊残らず本棚に置いているうちに
40冊近い私の中の「清川妙全集」がだんだん増えていきました。
嫁ぐ時、お互いに本が多いの国語科夫婦なので
二人ともそれぞれ本を選び抜きました。
彼の方が、古典文学全集などを持っていたので
私は、どうしても連れて行きたい作家何人かにしぼって
一緒に嫁いだのです。
その中に、清川妙さんの本はすべて入れていました。
そのほかは、向田邦子さん・山元加津子さんですね。
そうやって、本の中でたっぷりと会話をしていた清川妙さんに
ある日思い切ってお手紙を書きました。
そうしたら、もうあっという間に一枚の葉書が戻ってきて
嬉しくて嬉しくて、それからたまにですがお便りさせていただくようになったのです。
初めてお会いしたのは、一年半前。
娘が生まれてから、自分のために泊まりがけででかけた初めての旅は
妙さんに会いにいく旅でした。
今回は、あれからしばらく経っています。
覚えていてくださるかしら?
と思いながらの受講です。
フェリシモの受付で、名前を名乗ると
「あ〜先生から聞いていますよ。遠くからありがとうございます。」と
声を掛けていただきました。
「すごい!妙さん覚えていてくださったんだ」
講座の二時間半はあっという間に過ぎました。
古典の中に生きる女性たちを生き生きと描き出してくださり
私も生徒たちにこんな風に古典と出会わせてあげたいと
思いをあらたにしました。
86歳という年齢にもかかわらず
今年はボストンへ一人旅されたばかりだとか。
お疲れがでないかと主催の方が
「休憩は別室で」と言われているのをおことわりされて
「ね、由美子さんお話したいわよね〜」と手招きしてくださいました。
なんて、幸せなんでしょうね。

「きっと写真、送ってね。今度手紙の本を書くときは
あなたの手紙も使わせてね」と背中にそっと手を回してくださいました。
国語科教師の大先輩
もう大尊敬の先輩教師です。
この日、荷物になっては申し訳ないと別便でご自宅の方に
こちらの雑貨屋さんでみつけたバラの模様の柔らかい室内履きを
郵送させていただいていました。
すぐに追いかけるようにお便りが届きました。
この日、郵送させていただいことをお伝えしていたので
「ようこそと頭をなでました」と私のお送りした物を迎えてくださった様子を書いてくださいました。
そして、「よいお授業をなさってください。」のエールのお言葉。
ほんの短い言葉を何回も読み返したくなる手紙は
やっぱりさすが清川妙さんだなと思った私です。
この日をなんとしてでもでかけるために
かなりハードな日々を送ったせいか
他のところに出かける元気はまったくなく、
通りかかった南京町の門だけ神戸に来たぞ!ということで撮影しました。

何かテイクアウトしてホテルで食べればよかったな〜と思ったのは
翌日の話。
わたしのぶらり一人旅のお話はまだ続きます。
どうぞ一緒に旅をたのしんでくださいね。